金融商品を直接売買する市場のことを、スポット市場(現物市場)と呼びます。スポット市場では、価格はその金融資産の現在値をもとに形成されます。この記事では、スポット市場とは何かという疑問にお答えします。
スポット市場とは、金融商品がその場で、しかも現金によって取引される市場です。スポット市場で成立した取引は現物取引と呼ばれます。現物取引では、買い手も売り手も実際に保有している資産しか使うことができません。レバレッジも証拠金取引も一切使われないということです。
中央集権的な機関のもとで行われる現物取引では手数料が徴収され、その取引を一定の法律で保護することが目指されています。一方、仮想通貨取引所での現物取引は、その記録がブロックチェーンに刻まれます。これらの取引は匿名ではありますが、秘匿されているわけではありません。
スポット市場の仕組み
スポット市場という用語は、伝統的な金融市場でも仮想通貨市場でも同じ意味で使われます。スポット市場の価格は、その仮想通貨の現在の価値にもとづいています。ただし、仮想通貨取引所に出した注文が約定するあいだにも価格は刻一刻と変動しており、出した注文の種類によっては、実際に成立する取引価格が変わることもあります。
スポット市場と先物市場の違いは?
先物はスポット市場と違い、その場で完結する取引ではありません。先物取引では、契約に将来の期日での支払いが組み込まれています。買い手と売り手は売買する金融資産の金額を決め、その金額を将来の期日に支払うことに合意します。そして、支払いは取り決めた期日に行われます。
