トレーディングと一口に言っても範囲は広いのですが、本質は金融市場で商品を売買することにあります。通貨、通貨ペア、コモディティ、株式、債券、投資信託などが対象です。手札の切り方がうまくても、適切な戦略がなければ苦しい場面に追い込まれるのはあっという間です。幸い、トレードは学べば必ず上達します。2021年に向けたこの10のコツは、まさにそのためのものです。自分で調べること——それが結果につながります。
トレードプランを作る
10のコツの一つ目は、トレードプランを書き出し、それを守ることです。腰を据えて、売買の手法、バリュエーションの考え方、許容できるリスク、目標利益まで盛り込んだしっかりしたプランを作りましょう。そのうえで、プランの条件に合う戦略だけを使います。
市場を理解する
市場についての知識は何より重要です。金融市場のリサーチに「もう十分」という地点はありません。どこに投資すべきか、何をリスクにさらしているのかは、あなたの知識に直結します。たとえば通貨ペアを取引するなら、資金を投じる前に、その値動きを左右する要因を調べる時間を取ってください。丁寧なリサーチこそ、リスクの高い企業への投資を避ける最善の方法です。
相場環境を予測する
賢いトレーダーは、金融市場の最新ニュースを追いかけます。個別銘柄にも市場全体にも影響する経済イベントに注意を向けましょう。相場環境を予測するにはテクニカル分析のツールを使う方法もあれば、経済指標や政治動向から市場の向かう先を読む方法もあります。どの戦略を取るにせよ、手元のツールを活かして市場に潜むチャンスを掘り起こしてください。
プランをテストする
プランは、何もリスクを取らずに実際の相場環境で試すのが一番です。デモ口座を使えば、本番のトレードに何が必要かがわかります。2021年の助言のなかでもとりわけ価値があるのはこれです。自分の資金を危険にさらさずに、相場を学べます。
感情に気をつける
金融市場での売買は浮き沈みの連続です。正しい判断ができて利益が出た日は嬉しくなりますが、次は資金を置く場所を誤ったり、相場が味方してくれなかったりして落ち込むこともあります。そんなときこそ、失った利益をプランの条件から外れた取引で取り返せる、と思い込みやすいものです。だからこそ感情を抑えることが大切です。
リベンジトレードを避ける
リベンジトレードは常にリスクが高く、多くの場合うまくいかないことを忘れないでください。負けたからといって、すぐに取り返そうと決め込まないこと。自分の戦略を守り、損失は一度に取り戻そうとせず少しずつ埋めていきます。そうしないと、一つの損失が二つになってしまいます。
ゆっくり、しかし着実に
急がず、それでいて着実に。トレードに本当に必要なのは一貫性だけです。どこかで損失を被る場面は必ず訪れますが、それでも前向きな姿勢を保ちましょう。プランに従い、時間をかけ、ぶれずに続けることです。
損失を限定するために、どこで止めるかを決める
リスクを管理し利益を守る最良の方法は、ストップ注文とリミット注文を使うことです。なかでもストップは、相場が動くのに合わせてポジションを追いかけ、相場が反転したときに投資を守ってくれる点で価値があります。
上限を決める
2021年のトレードの心得としてもう一つ大切なのが、自分の限界を知り、はっきり決めておくことです。賢いトレーダーはその線を越えません。越えれば投資が過大なリスクにさらされるからです。1回の取引でいくらまで失ってよいかを決め、自分の事情に合わせて上限を設定しましょう。
学び続ける
最後の一つは、探究をやめないことです。ゆっくり着実に進めたいと考えていても、うまくいかないと感じたらトレードプランを見直すことをためらわないでください。相場は変わります。プランもそれに合わせて変えて構いません。
トレードは毎日学び直すものです。ここで挙げた10のコツは、2021年にあなたが成功するトレーダーになる助けになるはずです。
